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アーカイヴで紹介できなかったおしごとや、
ふと思い出したものなどをランダムにご紹介いたします。
その他よくあるブログぽく、くちはばったいこととかも
書くかもしれません。

2010年1月1日(金曜日)

あこめー

カテゴリー: - poltern @ 02時45分31秒

nenga2010

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

事務所の大掃除(ぜんぜんちょっとだけど)をして、おそば食べて
新春DJの選曲をしながらペンタブでがしがし描きながら
ワンセグでテレビ見てたら年が明けてました。
人間、そう簡単には変わりませんね。。。

諸事情により昨年と今年、お年始のご挨拶状を失礼させて戴いております。
今年はいろいろ見直しをしたり、原点に還ったり、
ぜんぜん関係ない事やまったく新しい事を始めたりしつつ、
今までどおり、お世話になったご恩を必死でお返ししたりして行こうと思います。

昨年は、「わたし、人に生かされてるんだなー」ということを感じさせられた1年でした。
当たり前みたいですけど、改めて痛感しました。

とっても小さいですが、社会に参加してる気まんまんですので、
これからも遠くから小さく細く永くお返しして行こうと思います次第です。

___つ__う__し__ん__ら__ん___

お手伝いしました書籍などをご紹介する「アーカイブ」の表示が
まだ改善されていません。ごめんなさい。。。
アマゾンさんのAPI仕様変更したのは去年の夏ですよ。。。
お正月にはきっと対応改変できると思います。。。
「。。。」ばっかりですね。


2008年10月28日(火曜日)

近況とか

またすっかり間があいてしまいました。水面下ではもりもり活動しています。

アーカイヴのほうに、この間にお手伝いしたお仕事を追加しましたので
ぜひご覧ください。

秋あたりまでがんばりすぎたのと、寄る歳並み(泣)もあって
すっかりくたびれていました。
生み出すお仕事なので、くたびれてくるとなかなか厳しいですね。
なんとかがんばって乗り越えています。

ちょと燃え尽きた感があったので、初心に帰ろうと思い、
ものすごくどテクノな音楽でソロ活動したり、
お仕事の空いた時は、初心に帰ってデッサンの練習をしたりしています。


2008年5月23日(金曜日)

魔法(プログラム)使い見習い

カテゴリー: - poltern @ 11時29分51秒

すごい面白い本できました。

デバッグではじめるCプログラミング


えと、あいかわらず装幀やってるわりに中身については難しくてわからないのですけど、
Cのプログラミングを覚えるのに、間違えたり、間違いの意味を自分で考えたり、
泣きながらデバッグしたりしてその「考え方」を身につけるプロセスを追体験できる本。
言うとかんたんそうですけど、書籍として成立させるのは難しい企画ですよね。
もしかしたらわたしもこれでCが少しわかるようになるかも。

そんなわけで本の内容的にもしかけ盛り沢山なのですけど、
本文の設計も盛り沢山な感じです。すみませんありがとうございます、こんなにやらせて戴いて。
その上、本文イラストも描かせて戴きました。久しぶり。こんなに点数描いたのはじめてかも。

プログラムは魔法みたいなものと言われてほほう、と思いました。
そして企画の段階で、本書を進行するキャラクタ「見習い魔法使いのイーノくん」という子が
すでに設定されていましたので、イーノくんシリーズを描きました。
こんな子です。(設定画)。

おっス!おらイーノ。

ほんとに楽しかった。デザイナー冥利に尽きます。手に取った皆さんにも楽しく面白くありますように。


キングキラー・クロニクル3部作

パトリック・ロスファスさんという人の、ものすごい長編3部作のうちの第一部上中下が
もうすぐ書店に並びます。
はい、全部で9冊ってことですねー。果てしない!

「風の名前」(上)

「風の名前」(中)

「風の名前」(下)


なにより、諏訪原さんの絵がこの後も6点も見られるのかと思うと楽しみ。
ラフを戴いた時点で「うわー、かっこいい」とため息です。
訳者の山形さんとか、ファンの人ばっかり。しばらく楽しみだなー。

これも盟友の編集さんなので、見えるところ見えないところ、本文設計も含めてしかけだらけです。
お楽しみにー。


2008年5月22日(木曜日)

MACOTOせんせい

カテゴリー: - poltern @ 00時57分08秒

「少女ロマンス」高橋真琴・カバー

PARCO出版、高橋真琴先生の「少女ロマンス」。初版は99年でした。
先生のギャラリーに伺って古い原画を見せて戴いたり。お昼ごはん戴いたり。
その後m着々と版を重ねてらしたのですが、
今回7版でひさしぶりにオビをかけかえました。

「少女ロマンス」オビかけかえ

最近気に入ってる、シープスキンの80kgで「うっすら透け」です。
ほかのおしごとでもいろいろ使わせて戴いてます。別丁トビラとか。
シープスキン80kgで透けてたらポルター、みたいな。

下のレースは、先生の作品から拾ってトレス。先生の描き込みは細かいです。
小さいレースすべてにシャドウが描き込んであったり。
あと、先生入魂の「指先のほんのりピンク」。
オビ幅のラフ案で、あえてここをカバーしてうっすら透ける案も出したのですが、
先生からしっかり見せるようにお返事が。もちろんです、ここが入魂の一筆ですよね!

わたしはだらしない萌え絵みたいのばっかり描いてますが、
かなり先生の影響受けてるなーと自分では思っています。誰にもわからないと思いますけど(泣)。


2008年2月21日(木曜日)

2月のよしなしごと

カテゴリー: - poltern @ 19時58分19秒


年末から年始にかけて、活版印刷の具体的な状況をいろいろ調べていました。
おしごとで使う可能性があったからです。
今さらながら、印刷博物館の工房に伺ってお話を聞いたり。
印刷屋さんから、まだ動いていらっしゃる会社さんにお見積りをお願いしたり。

この業界に入ったころ、写植がだんだん流行りはじめている頃で、
1色の書籍はまだ活版が残っているような時代でしたので、少しは知っているつもりでいました。
改めて、活版で刷られた文字、特に明朝系やセリフ系欧文は美しいですね。
存在感が違います。

装幀において、最近は特殊仕様をなんとか実現する工夫をまとめたムックなどが
数多く出版されています。
最近では「コスト面で収まる特殊仕様」を特集していたり。

どの業界でもそうだと思いますが、最近はminとmaxが両極化していて、
中庸がないですね。
装幀で言うなら、ベストセラー狙いで広告宣伝費として
採算を度外視した特殊仕様で、棚を競い合う。
それ意外は最小限のコストで、特に工夫もなくコートにグロスP.P。
効率化を考えたら仕方ない傾向だとは思います。

出版の、書籍の造本などは、工夫次第でいくらでも中庸が実現できるジャンルだと思います。
蓄積されたノウハウと技術力がこんなに安価に提供されている業界はなかなかないと思います。
わたしもだんだん大人になってきましたので、今まで以上に現場の方のご苦労がわかるつもりではいますが、
それでもまだ水面下で努力をされてこの状態があるのだと思います。

あとは、中庸を積極的に攻めるモチベーションを高めるのが難しいですね。
わたしは、優秀な仲の良いご担当に恵まれて
ずいぶんとやんちゃなことを実現させて戴いてると思います。
「楽しみ」の裏にはかなりの「苦労」があります。
それをいとわずにチャレンジしてくださる方には、本当に頭が下がります。

わたしにできることは限られているので、一緒に制作するチームの方が
モチベーションを保てるような、そんな運び方をがんばろうと改めて思っている次第です。


音楽の世界を少し覗かせて戴いています。
音楽のソフトはぜんぜん売れていないみたいですね。本よりもかなり状況は悪く、壊滅的な印象です。

あ、この話は長くなりそうなので、またの機会に(えー

わたしの参加しているバンドの、自前でコツコツ作ったDVDが、
アマゾンさんで扱って戴けるようになりました。
おともだちのレーベルのおかげです。ほんとにありがとう。
applehead 46-49(DVD)


2008年1月1日(火曜日)

ツンデレ装幀

カテゴリー: - poltern @ 06時52分29秒

ツンデレ装幀本表紙

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


年賀状を描きながら考えました。
装幀やブックデザインのおしごと、画面系のおしごと、
音楽系、文章系のおしごと、
ぜんぶを1枚の賀状でまかなえるのか。
つまり、すべての活動に共通するアイコン・個性とは何なのか。
わたしとは何者か(大袈裟

それで思ったんですけど、およそわたしの作るものって、総じて
落としどころが"ツンデレ"なんじゃないか、と。


“ツンデレな装幀"は、やはりマニアックな方向に向かいがちですから
マスのおしごとをするのには弱点のように思ってしまいますが
計画的に"デレ"を仕込んだ"ツン"の仕上りは、落としどころをうまく着ければ
ポピュラーなものにもなり得るのではないか。
それがとりあえずSEO対策的に一定の効果を生み出すことができたわけですし
(今日の時点では、検索エンジンで「ツンデレ装幀」でここがトップに来ますね)
戦略的に使って行くのはいいかもしれないなー、などと
勝手にまんぞくしている年始でした。

でれ その1

なんか趣旨が変わってる気がする。


2007年12月8日(土曜日)

その他かけあし

その他のトピックもまとめて。
ネット不通の言い訳ですとかツンデレ装幀とかはひとつ下のエントリーです。

○「乙女のパリ絵本」増刷決定しますた。
参加させて戴いている、コノハナブックスというレーベルの最初の本、
乙女のパリ絵本がおかげさまで増刷決定です。
http://poltern.jpn.org/modules/amaxoop2/article.php?lid=230

売り切れなどでご不便をおかけしましたが、アマゾンさんにちょこっと初版の在庫もあるみたいです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4900901792/

増刷分について、デザイン的にちょこっと手を入れてます。書店で見かけたら確かめてみてくださいね。

○アイギークさんの新製品ラッシュとサイトリニューアル
アイギークさんは、今年はすごい新製品ラッシュでした。(アーカイヴをご参照ください)
それに伴って、永らく親しんだサイトをリニューアルしました。
http://www.igeekinc.com/
今回はデザインディレクションと設計に専念して、web製作チームの方にゆだねて
仕上げと実装をまたdaveさんにお任せしました。
やっぱりツンデレになってしまいました。
iPod風のスクロールいいなー。これはDaveさん作です。


通信不具合に関しまして2

カテゴリー: - poltern @ 09時30分23秒

先週の金曜日くらいから、事務所のインターネット接続ができない状態でした。
現在は、断続的に接続できたりできなかったり、不安定な状態です。

問題は、モデム等機器の老朽化を核に、ぴえでーが入っているビルの新しい入居者の方の
光接続の影響って感じみたいな気がします。
考えてみたら、ADSL黎明期(東京め○たりっく通信でした)の契約から
ずっとそのままみたいな環境なので、仕方ないかもしれません。
あと、こんなにインターネッツ大好きなわたしなので、
通信環境はもっとコストをかけてリッチにすべきなのかも。

おしごとが忙しくない日はほぼニートといった暮らしぶりですので、
ネットが繋がらないと何をしていいのかわからなかったりします。
また、えてしてそういうタイミングに限って急ぎのおしごとを頂戴するもので、
今週は通信できる場所を探す「ネット遊牧民」状態でした。
おしごとをするのに、過去のデータを参照することが多いので
事務所にある過去のデータライブラリがないとおしごとしにくいですが、
そのドライブは巨大なので持ち運べません。
なので、

事務所でまとめて作業>仕上りデータをノートに満載>自宅や友人の事務所に移動>
まとめてメールチェック、サーバにデータupなど

といった遊牧っぷりでした。

おしごと作業中にネットが使えないのが、こんなに影響があるのもびっくりでした。
いちおう装幀がメインのおしごとなので、書店をぶらぶらしたりするのですが、
ここ数年はそれをネット上でもやっていました。
イメージの源泉が湧くまでいろんなソースに触れる。それが
書店の書籍以外のものまで広がっていたということですね。
あと、校閲がわりに鬼検索したり。こんなに頼っていたんだなー。

来週、交換用のモデムが届きますので、入れ替えの前後にまたバタバタしそうです。
また、それはたぶん根本的な改善にならないはずなので
今後も様子を見て新しいサービスへの移行などが発生すると思います。

もうしばらくご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

あと、最近ふと思ったのですが、我ながら自分の仕事って「ツンデレ装幀」だなーとか。
デザイン上のツンデレは師匠譲りなのかなと思います。
師匠さんは先を歩いておられるので、最近はさらに進化して、より「デレ」の含有率が下がってるような。w
でも、うっすら垣間見える「デレ」が期待されるからこそ、あの「ツン」が生きているのでは、
それゆえの今の人気なのではと僭越ながら推察しました。
わたしはまだ「デレ」の魅せ方のテクニックが甘いのだなーと思いました。


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